千葉県香取市の香取神宮で、拝殿など少なくとも5カ所に液体がまかれたようなしみが見つかっていたことが21日、同神宮などへの取材で分かった。
被害の連絡を受けた県警は建造物損壊の疑いもあるとみて調べている。

 20日早朝、拝殿を開けようとした当直の男性職員が発見した。しみは拝殿のほか、境内入り口付近にある総門や、手水舎の荷物置き場などでも確認された。しみは茶色で、においは特になかったという。

 防犯カメラを確認したところ19日夜、傘を差して何かを持った30〜40歳の男が手を振るようなしぐさをする姿が写っていたが、しみとの関連は分かっていない。

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