株式会社TENGAのグループ会社であるTENGAヘルスケアは5月末、毎月「性」に関する情報をまとめて配信しているニュースレター「月刊TENGA」にて「エイジングと性」の実態調査結果を発表した。
 65歳〜92歳の男女200人に「日頃、性欲を感じることはあるか」と聞いたところ、男性の56.0%が「性欲がある」と答えた一方で、女性はわずか7.0%と男女の性欲には大きなギャップがあることが分かった。

中略

TENGAは昨年11月、大丸梅田店にセルフプレジャーアイテム「iroha」(イロハ)の専門店をオープン。
訪れたシニア女性は「irohaに初めて触ったけど、安心できる」と語り、商品を購入したと本井さんは話した。
 セルフプレジャーアイテムは「大人のおもちゃ」と言われ、いやらしいイメージがつきまといがちだ。
TENGAは「からだの求める気持ち良さに応えるセルフプレジャーは、セルフケアのひとつ」と考え、入りやすい内装にすることで来店への心理的なハードルを下げる工夫を凝らしている。
 性に向き合い、パートナーとのセックスを心地よいものにしようとするシニアから相談を受けることもあるという。  本井さんは、「以前に60代の男性から『妻とセックスをしたいのだがお互い高齢で、体力的にもうまくいかない。TENGAの製品を一緒に使えないだろうか』という相談を受けたことがあります。
 高齢だからセックスを諦めたり、一人で済ませたりということではなく、相手の負担も軽減しつつ、より良い性のコミュニケーションを考えておられて、心温まるお問い合わせでした」と当時の心境を明かした。

シニアの性事情。「日頃から性欲を感じる」男性は約半数に対し、女性は7%と大きなギャップ。その理由は?
https://hbol.jp/221319