NY市 来年より奴隷解放記念日(ジューンティーンス)を祝日に

ニューヨーク市のデブラシオ市長は、来年から6月19日の奴隷解放日(ジューンティーンス、Juneteenth)を正式に市の職員と学校の祝日に指定すると発表した。

ジューンティーンスは、リンカーン大統領の奴隷解放宣言から2年以上経過した1865年6月19日、南北戦争終結後に奴隷解放の知らせが新南部に届いた日。奴隷解放記念日のほか、「ジューンティーンス独立記念日」や「解放の日」「自由の日」とも呼ばれる。

デブラシオ氏は「全ての市の職員と学生は、われわれの歴史と真実の意味を振り返る機会を持ち、この先取り組まねばならないことについて考える機会がある。」と述べた。
さらに「この祝日は、街の黒人の歴史と文化を祝う時間を与えるとともに、人種差別がこの街で続いていることを想起させる日でもある。」と語った。

会見に同席したファーストレディーのシャーリーン・マクレイ(Chirlane McCray)氏は、市が人種間平等および和解委員会を儲けると発表。社会学習や内観、平等に関する障壁をなくすための方法を普及すると語った。同委員会では、雇用や住居、刑事司法、環境、教育、健康などについても調査を行うと発表した。

J・フィリップ・トンプソン(J. Phillip Thompson)副市長は、教育局が、若者のための教育計画を策定していると語った。

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