FCC委員長、T-Mobileの停止は「容認できない」と調査開始を約束
2020年6月19日 by DC CAFE

連邦通信委員会(FCC)のアジート・パイ委員長は、Twitter上の投稿で、T-Mobileの調査を開始すると主張しました。

同氏は、利用ユーザが数時間もの間音声と一部のデータサービスを使用できなくなったという、今週初めに発生した
T-Mobileの大規模な停止に対し「容認できない」としています。この障害は、 他キャリアの利用ユーザにもT-Mobile
の加入者に連絡が取れないと言った影響を及ぼしました。
昨日、T-Mobileのテクノロジー部門プレジデントのNeville Ray氏は、停止は 「南東部のサードパーティプロバイダー
にリースされた専用光ファイバ回線の障害」のせいであったとし、冗長システムの障害が続き、他の要因もあり更に
状態は悪化し、「そして結果的に過負荷状態に陥った。この過負荷により、南東部から広がるIPトラフィックストームを
引き起こし、VoLTE通話をサポートするIMS(IPマルチメディアサブシステム)コアネットワーク全体に渡り、重大な
キャパシティ上の問題が発生した。」 と述べていました。同社は、「初期の過負荷障害の原因」を特定するために、
より深い内部調査を約束し、停止の再発を防止すべく措置を行うと述べていました。

政府機関は緊急電話回線も落としてとして、2018年にAT&Tに対し520万ドル、 2019年にはCenturyLinkに対し40万
ドルの停止の罰金を科しています。

2019年時点、連邦通信委員会はT-Mobileを、AT&T、Verizonと共に、米国の3大キャリアの1社としています。

https://cafe-dc.com/other/fcc-chairman-calls-t-mobile-outage-unacceptable-promises-launch-investigation/