【伊江】沖縄県伊江村の伊江港西側にある魚類養殖場海岸から西に約2キロにわたり、大量のサンゴの卵が打ち寄せ、砂浜が帯状に赤く染まっているのが11日、確認された。
毎朝、日課で砂浜を散歩する伊江村東江上の内間末宏さん(68)が発見した。「昨日は青く透明な海だったが、今朝は一面赤く染まっていた」と驚いた様子。散歩途中にウミガメの産卵場所や足跡も3カ所見つけ、偶然が重なった。
この現象は近年、サンゴが産卵するこの時期に阿良の浜や伊江ビーチなど伊江島の南海岸で広範囲にわたり見られ、南風に乗ってサンゴの卵が波打ち際に流れ着いたとみられる。周囲は潮の香りを強くしたような特有のにおいが漂っていた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1138083.html
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/202006/32f867940ae57060cf32e833e2211c73.jpg