大分県警は10日、中津署の20歳代の巡査が、公務で民家に立ち入った際、コンクリート舗装中の駐車場に足跡をつけていたことを
明らかにした。県警は修理費用として、9日に約40万円を住民側に支払うことで示談した。


 県警監察課によると、巡査は4月5日未明、中津市東浜で発生した交通事故の状況を聞くため、近くの住宅の敷地内に入った。
コンクリートが固まっていない駐車場を通り、6か所に足跡を残した。駐車場前には注意喚起の三角コーンがあったが、気づかなかったという。

 住民が被害に気づき、翌日に署に届け出て発覚。署は住民に謝罪した。県警監察課は「大変申し訳ない。
職員への指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200611-OYT1T50158/