WHO、マスク指針を転換 密接場面で着用推奨
https://www.afpbb.com/articles/-/3286851

世界保健機関は5日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けたマスク着用指針を転換し、
ウイルス流行地で対人距離の確保が難しい場合には布製マスクの使用を推奨すると発表した。

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は会見で
「変化を続ける証拠に照らし、WHOは各国政府に対し、広範囲の感染が起き、
物理的な対人距離をとるのが難しい公共交通機関や店舗などの密閉環境や混雑した環境では、
一般市民にマスクの着用を奨励するよう勧告する」と述べた。

一方で、WHOは新型コロナウイルス感染症の症状がある人は自宅待機すべきこと、
また症状のある人やその接触者がどうしても外出する必要がある場合は医療用マスクを着用すべきだという従来の指針は維持した。
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