茨城県は5日、茨城空港(小美玉市)の新しい海外向け愛称に「Ibaraki International Airport」を選んだと発表した。県の有識者会議は「Tokyo」を付けた愛称を候補としたが、批判が多いとして選ばなかった。愛称は訪日外国人向けのサイトなどで使う。国内向けの愛称は「茨城空港」を継続する。

 茨城空港の正式名称は「百里飛行場」。県は今年1月、有識者でつくる愛称検討会議を設置し、5月には海外の利用客へのアピールを狙いとした「Tokyo Ibaraki International Airport」を最終候補に選定した。ただ、4〜5月に県が実施したパブリックコメントでは「旅行者が混乱する」「東京とは隣接していない」と批判的な意見が多かった。

https://www.sankei.com/smp/economy/news/200605/ecn2006050029-s1.html