栃木県栃木市教育委員会が、4月に新型コロナウイルスに感染し、退院した後も給食調理員3人を調理業務から外していることが5日、市教委への取材で分かった。
市教委は「安全な給食を提供するため」と説明するが、県議会でも取り上げられ、「感染を理由に当事者の意に反して担当を外したなら、人権問題だ」と疑問の声が上がっている。

 市教委によると、感染したのは50代と60代の男女3人。5月19日までに全員の陰性が確認され、退院した。いずれも市立小の調理場に勤務しており、
この調理場では計3校の市立小中学校の給食を作っている。

https://www.daily.co.jp/society/national/2020/06/05/0013399470.shtml