米フィラデルフィアの韓国人経営商店で16億円の被害、LAでは自警団を組織

米フィラデルフィア韓人会のシャロン・ファン会長は2日、本紙との電話インタビューで、ペンシルベニア州フィラデルフィア周辺で起こった
韓人店舗での略奪についてこのように述べた。デモ隊の単なる暴走で商品が盗まれるといったレベルではなく、トラックを使って組織的に商品を持ち去ったというのだ。

ペンシルベニア州韓人会と韓国外交部(省に相当)によると、これまでフィラデルフィア都心を中心に50以上の韓人商店が略奪された。

ファン会長は「これまで集計された美容用品店の被害額は1500万ドル(約16億円)と推定されている」と伝えた。暴徒らは電動のこぎりを使ってある薬局の鉄製のドアを破り、中に入って商品を盗み出したという。

略奪は都心の店にとどまらなかった。韓人タウンのあるフィラデルフィア5番街は都心から10キロ以上離れているが、この地域でも薬局や
アクセサリー店などを中心に略奪が起こった。専門の略奪犯らがデモとは関係なく市内をうろつき、商品を盗み出したのだ。
韓人タウンには州の警備隊が来なかったため、韓人らは「いつまた略奪が繰り返されるか分からない」として不安におびえている。
フロイドさんが死亡したミネソタ州のファン・ヒョスク韓人会長もメディアの取材に「店に30−40人がグループを作って入り込み、略奪と放火を繰り返した」と伝えた。

詳細 ソース朝鮮日報 2020/6/4 12:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/04/2020060480078.html