裸の王様・安倍晋三の"電撃辞任"で「公明・山口那津男総理」が急浮上だ

■「安倍おろし」をするだけの余裕が自民党にないのが実情

 現在の衆議院議員の任期は来年10月までで、安倍総理は自身の自民党総裁任期満了が約1年4カ月後に迫る中、レームダック化を避けるための解散総選挙を模索する。

だが、ここまで政権や自民党の支持率が低下した今、「竹槍で戦はできない」(自民党中堅議員)と安倍総理・総裁の下での総選挙に難色を示す声は徐々に高まりつつある。

コロナ危機到来で、さすがに目立った動きは見られないものの、石破茂元幹事長が「けじめがついたら職を辞すのも1つのあり方だ」と辞任を求めたのは、そうした議員心理を反映したものだろう。

 とはいえ、現下の状況では「安倍おろし」を画策し、自民党総裁選を実施するだけの余裕がないのが実情でもある。

そこで与党内の一部から囁かれ始めたのが、公明党の山口代表を「暫定総理」に据えるウルトラCだ。

コロナ収束が見えた段階で安倍総理に辞任を促し、自民党の支持率が回復するまでの間は「暫定内閣」として山口氏に総理の座を委ねるというプランである。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dae169ae34cd81aa1fd5ebcd64d43eb58d629937?page=1