JR四国の新社長に就く西牧世博専務(65)は22日、高松市内で記者会見し、四国の一部首長らが熱望している
四国新幹線の導入論議よりも赤字路線の収支改善を経営の優先課題と位置付ける意向を示した。

西牧氏は四国新幹線の必要性を認めた上で「財源の問題があり簡単にはいかない。50年のスパンなら当然考え
なくてはいけないが、5年、10年なら先の話だ」と説明した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月以降の収入
は激減しており「会社発足以来の危機的状況だ」とも述べた。

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