中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)とホンダは車載IT(情報技術)システムの開発で提携すると発表した。
中国国内で車を運転しながらオンライン決済や音声エンターテインメントなどを安全に円滑に利用できる仕組みの構築を目指す。
テンセントにはスマートフォンやネット利用者の増加が鈍化しつつあるなか、事業領域を広げる狙いがある。

テンセントとホンダの中国法人は18日、テンセントの自動車向けITシステム「TAI」をホンダ車に搭載することを目指して協業すると発表した。
TAIはテンセントがスマホの対話アプリ「微信(ウィーチャット)」などで培ったノウハウを車載向けに応用したシステムで今回、ホンダ車用に機能を作り込む。

テンセントとホンダ、車載IT開発で提携
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59324510Q0A520C2FFE000/