段ボールの原料となる段ボール古紙の輸出価格が上昇した。
新型コロナウイルスの感染拡大で都市封鎖が広がった欧米で古紙の回収が難しくなり、欧米産古紙の東南アジアへの供給が減ったためだ。
古紙の消費量以上に回収量の落ち込みが大きく、段ボールの原料不足が懸念された。ただ、世界的に経済活動は再開し始めたものの、景気のV字回復は期待薄。輸出価格の上昇が長続きするかは不透明だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59229310Y0A510C2QM8000/