検察庁法改正案論議で存在感増すネットTV 最大のウリはスピード感

検事総長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案への反対の声が高まる中で、既存のテレビ報道の枠にとらわれず、
野党幹部の記者会見などを次々と企画する映像制作グループ「Choose Life Project」が存在感を増している。
ヤマ場を迎えた改正案の国会審議をどのように伝えているのか。運営スタッフら関係者に話を聞いた。【山内真弓/統合デジタル取材センター】

「Choose Life Project」は、2016年の参院選をきっかけに発足。報道やドキュメンタリー番組を制作するディレクターや監督ら
有志十数人が関わっている。運営メンバーの一人は「テレビ報道の限界を感じ、日々のニュースで伝えきれていないものを取り上げたかった」と語る。
テレビの報道番組から記者の視点や社会の見方を伝える「特集」の枠が無くなっていくことに危機感を覚えたという。既存のテレビではニ…

https://mainichi.jp/articles/20200515/k00/00m/040/226000c