重症患者「特定病院」で院内感染 職員100人が自宅待機 神戸

 「神戸市民の最後のとりでとして役割を果たしてきたが、ご心配をかけ、深くおわび申し上げる」。
新型コロナウイルスの院内感染が発覚した11日午前、神戸市立中央市民病院の木原康樹院長は、苦渋の表情で頭を下げた。緊急事態宣言に伴って7日、兵庫県内で2カ所の重症患者に対応する「特定病院」に指定されたばかり。基幹病院で医療従事者に感染が拡大し、関係者の間に危機感がにじんだ。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202004/0013263646.shtml