アメリカ・ルイジアナ州のある町で、新型コロナウイルス感染拡大を防止のために設けられた門限を知らせるため、
大ヒットスリラー『パージ』で使用されたサイレンを地元警察が使用したと、地元メディアの KATC News などが報じた。

 『パージ』は、1年に12時間だけ、全ての犯罪行為が合法になる法律が定められたアメリカを舞台にした人気スリラーで、
サイレンは"パージ"開始の合図として使用されている。
 騒動は、ルイジアナ州アカディア郡の町クロウリーで持ち上がったもので、この地域では、ウイルス感染拡大の観点から、
午後9時から翌朝6時まで夜間外出を禁止する措置をとっており、住人に門限を知らせるために警察がこのサイレンを鳴らしていたという。

 クロウリー警察の署長は取材に対して、警官の一人から古い軍隊のサイレンとして長年使用されているものと教えられて使用したもので、
住人を怖がらせる意図はなく、混乱を避ける目的だったと釈明。
今後は、どんな種類のサイレンも使用することはないと語ったという。

https://www.cinematoday.jp/news/N0115276