週明け6日のヨーロッパの株式市場はイタリアで前日に亡くなった人がこの
2週間余りで最も少なかったことを受けて、ヨーロッパの各国で今後、感染
拡大が収まっていくという期待から買い注文が優勢となり、株価は大幅に
値上がりしました。
主な市場の株価指数の終値は、先週末と比べて
▽ドイツのフランクフルト市場でおよそ5.8%、
▽パリ市場でおよそ4.6%、
▽イタリアのミラノ市場でおよそ4%、
▽ロンドン市場でおよそ3.1%、それぞれ値上がりしました。
各市場では、感染拡大の収束と経済活動再開への期待から幅広い銘柄に買い
注文が膨らむ結果となりました。
市場関係者は「低迷する原油価格を引き上げるためにサウジアラビアや
ロシアなどの産油国が大規模な減産で合意することへの期待も、リスクを
避ける動きが後退した背景にある」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200407/k10012371751000.html