コンビニエンスストアの店員に「僕はサーズです」などと告げ、消毒のために店を一時閉店させたとして、京都府の59歳の男が偽計業務妨害の疑いで逮捕されました。
男に症状はなく、調べに対し容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、京都府城陽市の職業不詳、北岡武容疑者(59歳)です。
警察によりますと北岡容疑者は4日午後1時半ごろ、城陽市内のコンビニエンスストアで店員に対し
「僕はSARSですので消毒して下さい」「うつりますから」などと告げ、店の営業を妨害したとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。
店は男がSARSや新型コロナウイルスなどに感染している可能性があるとして店内の消毒作業を行い、この間の2時間余り、営業ができなくなったということです。
北岡容疑者に発熱やせきの症状はなく、警察の調べに対し、「『消毒して下さい』と言っただけで
『サーズ』とは言っていない」と容疑を否認しているということで警察が詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200405/2000027547.html