北九州市で21人の感染確認 新小文字病院のスタッフ17人陽性、外来など停止

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000106-mai-soci

北九州市は1日、新小文字病院(門司区)の医療スタッフ17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市は「院内感染とクラスター(感染者集団)が発生した可能性が高い」として、厚生労働省にクラスター対策班の派遣を要請した。このほか市内で4人の感染を確認し、この日の市内の感染者は21人となった。

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 市によると、新小文字病院に入院していた80代男性の感染が3月31日に確認されたことから、医療スタッフ48人のPCR検査を実施したところ、17人の陽性が判明。症状は出ていないという。今後、病院職員約600人や入院患者183人の検査も実施し、当面の間、外来診療や新規入院、救急外来などを停止する。

 福岡県内では1日、このほかに福岡市や久留米市などで11人の感染を確認。1日当たりの感染者数の最多を更新し、県内の感染者は計78人となった。