飲酒運転を根絶しようと、愛知県警は4月1日から、飲酒運転に関する情報や取り締まりのアイデアなどを情報提供してもらうための「飲酒運転根絶BOX」を県警ホームページ(HP)に開設する。
神奈川や奈良県警などでも同様の取り組みがあり、提供された情報を元にした摘発事例もあるという。

 緊急の場合は今まで通り110番通報を推奨しているが、HPから気軽に投稿できるようにすることで、より多くの情報を集めるのが狙い。県警HP内にある「飲酒運転根絶BOX」にアクセスし、任意で投稿者の名前や連絡先を記入。
飲酒運転を常習的にしている人や、車で来た客に酒を提供するなど飲酒運転を助長している飲食店の情報、飲酒運転根絶のためのアイデアを書き込むと、県警の専用アドレスにメールが直送される仕組みだ。

 提供された情報を元に県警の担当者が捜査や取り締まりを行う。担当者は「飲酒運転は重大な事故につながる。事故を防ぐために情報を提供してほしい」と話した。【高井瞳】

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