中国・韓国を批判して、日本の“保守層”から支持を得ている外国人はいつの世も尽きることなく現れる。
エジプト人のフィフィ氏、アメリカ人のケント・ギルバート氏らが目立ってきたが、最近ではウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏、韓国人ユーチューバーのWWUK氏など新たな“スター”も台頭してきている。
彼らの言説はしばしばヘイトに転用され、物議を醸すたびに焼け太っていく。
ちなみに心理臨床では心を病む人に対し、傾聴、共感、支持、助言といった技法で、カタルシス(精神の浄化)などをもたらすことにより回復を促す「支持的精神療法」というものがある。
それに例えると、外国人による「隣国攻撃療法」はネトウヨを増長させ、かえって国民に「認知の歪み」という副作用をもたらす。

韓国でも日本と同じく、“クッポン”(自国礼讃的、またはそうした個人を指す言葉)向け外国人タレントが百花繚乱状態だ。



「自国を持ち上げてくれる外国人、中でも特に白人に弱い」のは日韓両国民に多く見られる恥ずべき特徴だ。そして、外国人が過剰適応しなければ生きられないような雰囲気を作っていることを反省すべきなのかもしれない。


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https://president.jp/articles/-/34028