朝日新聞のアルバイト配達員が感染 堺、当面閉鎖

 朝日新聞大阪本社(大阪市)は29日、堺市北区の販売所「朝日新聞サービスアンカー東堺(ASA東堺)」で
新聞配達を担当する60代のアルバイト男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。
同販売所は30日から当面の間閉鎖し、別の販売所から新聞を配達するという。

 同社によると男性は今月24日に朝刊配達後、親族が新型コロナに感染したことが判明し、自宅待機していた。
27日に発熱の症状が出たため医療機関を受診し検査を受けた結果、29日に感染が判明した。30日から入院予定という。

 同じ販売所に勤める従業員らに濃厚接触者はいないが、しばらく自宅待機させる方針。
今後販売所の消毒を行い、スタッフ全員の健康状態が確認でき次第、営業を再開するとしている。

 同社によると、大阪本社管内で新型コロナの感染者が確認されたのは初めて。

https://www.sankei.com/west/news/200329/wst2003290011-n1.html