「途上国で突然変異リスクも」
https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3939174.htm

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国連の事務総長は「発展途上国で流行すればウイルスが突然変異するリスクもある」と述べ、国際社会に2000億円規模の支援を要請しました。

 「発展途上国で火災のように流行すれば、何百万人も感染し、何百万人も亡くなり、ウイルスが突然変異するリスクもあります」(国連 アントニオ・グテーレス事務総長)

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は25日の会見でこのように述べ、途上国での感染拡大に強い危機感を示しました。紛争や災害などに見舞われた国々に検査キットや医療機器を提供し手を洗う施設の整備などを行うとして、国連加盟国に対し総額で20億ドル、日本円でおよそ2200億円規模の人道支援を求めています。

 欧米はじめ先進諸国も国内の感染拡大への対応に追われていますが、事務総長は、26日の主要20か国緊急会合でも支援を求める方針です。