世界的に大ヒットした米ドラマ「24」の日本リメーク版となるテレビ朝日開局60周年記念連続ドラマ「24 JAPAN」に
唐沢寿明(56)が主演し“日本版ジャック・バウアー”を演じることが23日、分かった。10月から全24話(放送枠、
期間未定)で放送される。

唐沢はキーファー・サザーランドが演じた主人公ジャック・バウアーにあたる、テロ対策ユニット「CTU」第1支部A班の
班長、獅童現馬(しどう・げんば)として登場。危険な任務を遂行する大胆さと状況を見る冷静さを武器に、
テロと戦う捜査官を演じる。

唐沢はオリジナル版を「何十回も見ていた」という筋金入りの「24」ファン。オファーを受け「まさか自分が
日本版ジャック・バウアーをやるとは」と驚きを振り返る。これまでもフジテレビ系ドラマ「白い巨塔」、
漫画「20世紀少年」の映画シリーズなどリメーク作に主演したが、その都度批判にさらされてきたと明かし
「今回は僕のキャリア史上、一番賛否両論あるんじゃない?」と苦笑する。

さまざまな意見があることは織り込み済みだ。視聴者の声を聞きながら作品作りに生かしたいとし「意見も
どんどん出していただきたいと思います」。作品への敬意も忘れず「出演者一丸となって、日本独自の色も出しながら、
視聴者の方々が面白いと思える作品を本気で作りたい」と話す。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202003230000448.html