加藤浩次、PCR検査で自戒「やればいいってもんじゃない」

 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(50)が12日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜前8・0)に生出演。
新型コロナウイルス(COVID−19)について過去の発言を自戒した。

 番組では新型コロナウイルスの拡大状況や海外の対応などを特集。その中でソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(62)が11日、
自身のツイッターで「簡易PCR検査の機会を無償で提供したい。まずは100万人分」などと投稿し、後に反対意見を受けて、撤回を示唆したことを紹介した。

 加藤は「これはやっぱりやらないほうがいいですか?」とゲスト出演したKARADA内科クリニック五反田院長の佐藤昭裕氏に水を向け、
佐藤氏は「検査だけしますってことであればやめたほうがいい。陽性になったらどうするか。その方々をどこに入院していただくとかあれば手だと思います」と解説。
さらに「検査をするなということではない。疑わしい人・重症化するリスクがある人に優先的にするべき」と付け加えた。

 そして加藤は「『韓国ではこんなにPCR検査やってんだよって。日本ではなんでできないんだよ』って僕もこの番組で言いました。
たぶん僕の考えも間違ってて、やればいいってもんじゃないっていうのがわかってきた」と自身の発言を自戒。
「みんながPCR検査で殺到すると、そこでクラスター(集団)ができて感染する可能性もある」と意見を改めた。

https://www.sanspo.com/geino/news/20200312/owa20031216200003-n1.html