ドラッグストアなどで、お手頃価格で手に入るワセリン。このワセリンこそ“40代の必需品”だというのは、ヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さん。いったいその実力とは…? 

【画像】老けない40代が使ってるメイクアイテム一覧

ワセリンの基礎知識。その魅力とは?

ワセリン(化粧用油)は皮膚にバリアを張ってくれるので、外気の乾燥などから肌を守ってくれるんです。傷があるときにもオススメですよ。

そして何といっても防腐剤やステロイドが入っていないので、石油系がダメなかた以外、副作用の心配をしなくてすむ点がよいですよね。

なかでも私がイチオシなのは、白色ワセリン。純度が高いので、肌がデリケートなかたでも安心、安全に使えると思います。

容量が大きいので、長持ちさせるためにも容器に直接指を入れないことが重要ですよ!

ワセリンはどんなときに使える?

実際にどういう場面でワセリンを使えるのか、オススメの使い方を伝授します!副作用がないとはいえ、赤みが出たときにはすぐに使用をやめてくださいね。

クレンジングオイルとして使う!

クレンジングオイル代わりに使えます。ワセリンは固めなので、真珠玉程度を取ったら手でよく溶かしてあげましょう。アイメイクなど、ポイントメイクを落とすのに最適ですよ。

リップパックとして使う!

寝る前にワセリンを唇に塗って5分ほどラップパックをすれば、乾燥知らずの唇に!

化粧下地として使う!

ツケマなどをつける前に、まぶたに薄くつけ、その上からファンデーションを塗っておくと、アイメイクやツケマのりから皮膚を守ってくれます。皮膚も保護されるから安心するんでしょうね、不思議とマツ毛が伸びる場合も。

また、まぶただけでなく顔全体に薄く塗っておくのもオススメです。

ただし気をつけて欲しいのは、ワセリンは肌の“表面”に膜を張って内側の水分を保ってくれるものだということ!

肌の内側に浸透して保湿してくれるわけではないので、乳液などをつけたあと、いつものスキンケアの最後につけるようにしましょう。