https://eplus.jp/s/image/093073/0001/000/0930730001_1.jpg

医療機関なぜ転々と 広島初の新型コロナ感染、検査に20日近く
3/7(土) 23:36配信中国新聞デジタル

広島県内初の新型コロナウイルス感染症患者と確認された広島市安佐南区の男性は、
2月上旬に症状が出てから計四つの医療機関にかかり、8回も受診を重ねていた。
ウイルス検査を初めて受けたのは最初の受診から20日近くもたってからだった。なぜ検査は行われなかったのか―。
 ▽症状軽く渡航歴なし

 「(感染者を把握する)一連の対応の流れと違う形で見つかった」。松井一実市長は
7日午前の記者会見でこう切り出した。「普通に考えれば、最初に受診した医療機関から
(保健所に)連絡があってもいいとは思うが…」。苦言とも取れる発言は、
感染が分かるまでの経過が異例だったことを物語る。

 ウイルス検査はこれまで全額公費の「行政検査」として各自治体の地方衛生研究所で行われてきた。
医療機関から依頼された保健所が必要と判断すれば実施される。行政は感染拡大を防ぐため、
感染が疑われる患者がいきなり病院に行かずに、まずは各保健所などに連絡するよう求めてきた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00010006-chugoku-soci