読売新聞社が14〜16日に実施した全国世論調査で、安倍首相が主催する「桜を見る会」を巡る問題について、首相のこれまでの説明に「納得していない」との回答が74%に上った。
一方、国会が「桜を見る会」の問題を「優先して議論すべきだ」とした人は18%にとどまり、「そうは思わない」が74%と多数を占めた。
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20200216-OYT1T50141/



 「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した夕食会について、立憲民主党の辻元清美氏は17日午前の衆院予算委員会で、夕食会が開かれたホテルの見解を元に追及した。
首相は参加者の会費はそのままホテルに渡ったとしているが、見解は「代金は主催者からまとめてお支払い頂く」。辻元氏は食い違いを指摘し、調査を求めた。

 見解は、辻元氏の質問に2013年以降3回、夕食会が開かれた「ANAインターコンチネンタルホテル東京」が回答したもの。13年以降に開かれたパーティー・宴席について答えた。

 首相は国会で、参加者から5千円の会費を首相の事務所の職員が集め、その場でホテル側に渡したと説明。
見解では「代金を参加者個人から会費形式で受け取ることがあるか」との質問に「ない」との回答があった。首相側には収入は発生していない、との趣旨だった。
収入や支出があれば、政治資金規正法で定める政治資金収支報告書への記載義務が生じる。

https://www.asahi.com/articles/ASN2K46X7N2KUTFK00N.html