欧州でも武漢肺炎拡散で韓国人留学生ら東洋人差別発生

「道で一度くしゃみしたら近くの白人に虫を見るような目で見られた」

 フランスのパリに留学中の大学院生ペさん(30)は最近、あきれた経験をした。満員の地下鉄で運良く空いた席に座ったところ、両隣の人が同時に立ち上がったのだ。
このようにしてできた空席には、ペさんが地下鉄を降りるまで誰も座らなかった。ペさんは「どんなに混み合っている中でも、マスクをして通り過ぎようとすると、
周りの人たちの方から避けていく。海が両側に分かれる『モーゼの奇跡』のようだった」と言った。

 中国で発生した新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)が全世界に拡散しているのに伴い、欧米圏に居住・留学している韓国人たちは
人種差別にさいなまれるようになってきた。7日の時点で米国12人、ドイツ12人、フランス6人など、海外でも武漢肺炎感染者が次々と発生、
現地の人々の一部が東洋人全体に対して差別やヘイト感情をあらわにしているのだ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/14/2020021480125.html