大食いモノは依然バラエティ番組のいち企画としては鉄板ネタであり続けている。 
しかし、そんな大食いタレントたちを「直視できない」と明かすのは、深夜番組の大食い企画に多数携わった経験があるという制作会社元社員のNさん(女性・29歳)だ。

「大食い番組を見てしまうと、ゲロの臭いが漂ってくる気がするんです」(Nさん)

「大食い企画に関わる制作スタッフの間では公然の秘密なのですが、大食いタレントさんの多くは、収録の後に吐くんですよ。
特に女性タレントの場合はほとんどそう。収録終了の合図とともにトイレに駆け込んで、10分以上出てこない。
しかも、出てきたら息がゲロ臭い(苦笑)。
吐く量が尋常じゃないせいか、トイレがゲロで汚れていることもあった。それを掃除するのも、ADだった私の仕事でした」(同)

嘔吐の方法も、人それぞれだったという。

「10年以上のキャリアがあるベテランの女性大食いタレントは、吐きやすくするためなのか、
2キロ以上のハンバーガーを平らげた収録の後に、2リットル入りのミネラルウォーターを2本飲み干して、トイレにこもっていました。
彼女の手の甲にはいつも痛々しい吐きダコができていて、カメラマンは彼女の手元をアップにしないよう気を使っていました。
一方で、現役女子大生だったフードファイターは、トイレに行く時はいつもホースを携帯していました。
それをのみ込んで、胃の内容物を外に出していたようです」

中には明らかに健康を害している者もいたという。
「最近はめっきり見なくなった女性タレントですが、大食いの収録前の待ち時間も常に何か食べていました。
本番で食べられなくなることを心配したディレクターが声を掛けたら、『ぜんぶ吐くから大丈夫です』って、あっけらかんと答えていました」(同)
彼女の場合は、摂食障害による過食の可能性もあるだろう。
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