崎陽軒(横浜市)は12日、同社の主力商品「シウマイ弁当」4000個を横浜港(同)に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に提供した。
同船は新型コロナウイルスの集団感染で横浜港で長期停泊を余儀なくされており、乗員・乗客や支援を担う自衛隊などに差し入れたという。

「シウマイ弁当」は、冷めてもおいしく食べられるよう食材などを工夫した「昔ながらのシウマイ」などが入った看板商品。同日午前、
横浜市内にある同社の工場から昼にかけクルーズ船に差し入れたという。

内訳は乗員・乗客向けに3800個、自衛隊などに200個。追加の差し入れなどについて、同社の担当者は「今後の対応は未定」としている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55533490S0A210C2L82000/