登野城漁港内で5日朝、サメが捕獲された。
漁港内で石垣市発注の防風ネット設置工事に携わる作業員(44)が4日夕、潜水作業の安全を確保しようと、魚の頭をエサにサメ駆除用の漁具を仕掛けていた。
引き上げられたサメはオオメジロザメ。計測したところ、体長は2・8bもあった。

作業員によると、昨年夏ごろからサメがいるのを確認。
作業員や漁業者がこれまで計5頭を仕留めているが、港内にはまだ2、3頭いるという。

設置工事は水中での作業も伴う。避難用のおりを設置しているが、作業員は「安心はできない。避難できずに万が一、被害に遭ったらどうするのか。目撃情報があった場合は関係機関で駆除できないか」と訴えている。

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