多くの撮影馬を育てている乗馬クラブ「ラングラーランチ」のオーナー・田中光法さん。
田中さんは過去にドラマ『信長協奏曲』で小栗旬に乗馬を指導するなど馬術指導師の顔も持つ。

そんな田中さんが心底残念がるのが、沢尻エリカだ。
沢尻が乗っていた馬も、田中さんの乗馬クラブの撮影馬で、かつては大河ドラマ『真田丸』で堺雅人を乗せたことがあるという。

「沢尻さんは最初、馬に乗れなくて、監督とも“吹き替えにしよう”という話になっていました。
でも、彼女は“どうしても自分で乗りたいんです”と言って、近くに宿を取り、泊まりがけで特訓を続けたんです。
沢尻さんの練習は危なっかしくてドキドキしましたが、彼女は必死に練習していました」(田中さん)

長谷川含め、その頑張りに胸を打たれた人も多かったようだ。

「沢尻さんが泊まりがけで練習をしていたことは、あっという間にスタッフの知れるところとなり、彼女の大河への熱心な向き合い方に激励されたキャストやスタッフが多かったようです。
沢尻さんは撮影に集中するために、しばらくお酒も断っていたようですからね…」(別のテレビ局関係者)

その特訓のおかげで、第1話で放送される予定だった、沢尻が馬に乗って長い距離を疾走するシーンが完成したという。

「沢尻さんは一度コツをつかんだら、何度も何度もその感覚を身につけようと乗り続けました。完成シーンは本当に素晴らしいものになりましたね。それだけに残念で…」(田中さん)
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