新型コロナウイルスの感染が確認された香港人男性(80)が乗船していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を巡り、同船が男性の下船後に那覇港を訪れた1日、乗客2679人の多くが一時的に船を降り、沖縄県内の市街地で観光していたことが分かった。

4日の那覇港管理組合議会(崎山嗣幸議長)で、組合側が明らかにした。客らは観光バス4社7台とタクシーなどで移動したという。
行き先は分かっていない。

クルーズ船は4日午後10時現在、乗船者に感染の可能性があるとし、那覇港の次に向かった横浜港で停泊している。
乗客と乗組員合わせて約3700人の検疫や、香港人男性との濃厚接触や症状を訴える人のウイルス検査が続いている。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/530948