国内で新型コロナウイルスの人から人への感染が確認された中、
札幌市のラーメン店が「中国人入店禁止」の貼り紙を掲示したことが分かった。
男性店員は取材に、「従業員や客を守るための措置でやむを得ない」と話した。


 男性店員によると、入店禁止の対象は中国人観光客で、貼り紙は29日から実施している。
市内に複数ある系列店舗でも、同様の対応を取っているという。

 消費者問題に詳しい札幌弁護士会の荻野一郎弁護士は、
国連の人種差別撤廃条約が飲食店などの利用に関して人種差別を禁じていることに触れ、
「店側には営業の自由があるが、民法の不法行為が成立する可能性もある」と指摘している。




ラーメン店「中国人入店禁止」の貼り紙…弁護士「不法行為の可能性も」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200131-OYT1T50112/
https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200131-OYT1I50020-1.jpg