今月、幕張メッセで開催された東京オートサロン2020は過去最多の来場者数となった。
なかでもホンダは意欲的な出品内容で注目を集めた。
新型フィットを筆頭に、2020年のホンダ国内販売戦略が見えてきた。

新型フィット通常モデルは2020年2月10日に発売予定。
その発売日前の段階から、スポーツ志向の強いカスタマイズモデルが早くも2モデルが提案された。
新型フィットはパッケージングを極め、小型ファミリーカーの性格を強めている。
ただし、ライバルのトヨタ・ヤリスがスポーツ志向を強めるなかでは、物足りなさを感じていたフィットファンも多かったはず。
FIT Modulo X CONCEPT、MUGEN FIT PROTOTYPEは、そういったファンからの期待に応えるモデルとして注目される。

そして、軽自動車セグメントでは、S660がマイナーモデルチェンジを受けた。
MUGENからのカスタムパーツも多く提案され2020年夏に正式発表される予定。

同じく軽自動車のN-ONEでは、新プラットフォームと6速MT搭載のCAFE RACER CONCEPTが出品された。
これは次期型へのフルモデルチェンジを予告する車体と考えられ、2020年秋の発売が公表された。

Cセグメントのシビックはセダンとハッチバックがマイナーモデルチェンジを受けて1月23日発売予定。
TYPE Rも後期型となり2020年夏の発売が予告されている。

https://car-research.tv/honda/fit-civic.html
https://car-research.tv/wp-content/uploads/2020/01/fit-dash-1024x528.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=s6wl0WIlJ2c