賃貸アパート大手レオパレス21は17日、旧村上ファンド系の投資会社レノが株主提案していた宮尾文也社長を含む全取締役の解任と、レノによる取締役3人の推薦について反対する意見を表明した。

レノが求めていた取締役の選解任を承認する臨時株主総会の開催にも応じない。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011701163

レオパレス21の大株主で「物言う株主」として知られる村上世彰氏が、全取締役の解任を求め臨時株主総会の開催を請求した。
臨時株主総会は2月下旬から3月上旬に開かれる見通しだが、上場企業にとってこのような事態はもはや他人ごとではないかもしれない。
「株主ガバナンス」とも言える動きは着実にすそ野の広がりを見せているからだ。

村上氏側の持ち株比率は14.46%(2019年12月11日時点)。
このほか、現経営陣に不満を持っているとされる英運用会社オデイ・アセット・マネジメント、国内運用会社のアルデシアインベストメントもそれぞれ同規模の株を保有しているとされ、この3株主だけで議決権の40%以上を押さえている。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/011001013/