命助かっても心に傷、相模原殺傷
遺族「幸せと苦労奪った」

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った事件で、
殺人罪などに問われた元職員植松聖被告(29)の裁判員裁判第4回公判が横浜地裁で16日午後も続いた。
検察側はけがをした入所者全24人分の家族から聞き取った話を朗読。一命を取り留めたものの、深刻な心の傷を負った入所者の様子が紹介された。

 検察側はこの日までに犠牲者19人の遺族調書の読み上げも終えた。「家族の幸せも苦労も奪われた」との遺族の心情が明らかにされた。

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