「家族に遺書を書きました。艦長からも『危険な任務』との訓示があり、不測の事態に備えなければと……」

本誌は、派遣される「たかなみ」の乗組員らに、率直な心持ちを聞いた。
「海賊退治などで経験豊富な本艦の乗組員として、誇りに思う」(30代・3曹)といった勇ましい声もあるが……。
「どこに敵が潜んでいるのかがわからない。攻撃されたら、ひとたまりもない」(30代・2尉)
「途中で交代があるはずですが、現段階では派遣期間がはっきりしなくて、家族も気を揉んでいます」(20代・曹長)
 などと、不安を隠さない。ある20代の女性乗組員は、きっぱりと、こう言ってのけた。
「ほんとは行きたくありませんけど、そんなことは言えません!」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200116-00010001-flash-peo