【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は15日、内閣総辞職したメドベージェフ首相の後任に
ミハイル・ミシュスチン連邦税務局長官(53)を指名した。下院は16日に審理するが、与党統一ロシアが
7割超の議席を占めており、承認は確実な情勢。

 ミシュスチン氏は2010年から連邦税務局トップを務めるなど税務分野での経験が長く、国営ロシア通信は
「財政分野のテクノクラート(技術官僚)」と紹介。プーチン氏は実務能力を評価してミシュスチン氏を
指名したとみられる。
 ただ、24年に大統領任期が終わるプーチン氏の念頭に「自身の後継者」との意向があるのかどうかは不明だ。
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