去年1年間に倒産した企業の数が、前の年より増えました。後継者のいない企業や人手不足で従業員を確保できず、事業の継続を断念する企業が増えている
のが主な要因です。

民間の信用調査会社帝国データバンクによりますと、去年、1000万円以上の負債を抱えて法的整理に至り、倒産した企業の数は8354件で、前の年に比べて29
1件、率にして3.6%増えました。

この会社のまとめでは、2年ぶりに倒産件数が増加しました。

倒産の理由をみますと、460件は高齢になった経営者の後を継ぐ人材が見つからず、事業の継続を諦めたことが原因とみられます。

また185件は、必要な従業員を確保できなかったことが理由でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200114/k10012245021000.html