南官杓駐日韓国大使は、日本内の嫌韓・反韓雰囲気が憂慮するレベルだと明らかにした。
日本メディアまで嫌韓・反韓を刺激的に扱いながら、悪循環が続いていると診断した。
駐日大使館は来年、公共外交を一層強化する計画だ。南大使はまた、今月24日に開かれる
韓日首脳会談の成果を期待しながら、両国の雰囲気が少しは変わったと強調した。
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/56235981.html
南大使は、今月18日「韓日記者交流プログラム」で日本の東京を訪問した韓国外交部記者団との懇談会で
「日本内には嫌韓・反韓の雰囲気がある」とし、「書店に(嫌韓・反韓関連)ベストセラーコーナーが生ずるほど」と明らかにした。
さらに、「日本メディアも嫌韓・反韓を扱うことに集中し、悪循環が続くが、それが最大の問題だ」と述べた。

両国関係が悪化しながら、日本国民の一般的な認識と空気の中で嫌韓・反韓が強化されたのが、
さらに大きな問題であることを指摘したものと見られる。
南大使は、「国民がそのように考えると、政治家が影響を受けざるを得ない」とし、
「韓国の国会議員が(日本を)訪問した際、日本の議会議員たちがあまり会わなかったことがあった。
韓国から来た議員に会うと、選挙区で反発があるからだ」と述べた。日本の政治家の韓国侮辱や非難発言も
こうした国民の嫌韓・反韓が背景として作用しているものを見られる。
南大使はまた、「韓国に対する日本人たちの一般的な感情がそのような部分(反韓・嫌韓)が大きいため、
韓日関係を政治で解決していくにも大きな負担になる」とし、「来年の大使館の第一優先の目標は公共外交の拡散だ」と強調した。

来年、駐日大使館の公共外交予算は大幅に増額される。公共外交を通じて、
メディアや専門家など世論の主導層を相手にメッセージ創出事業を進める計画だ。