「僕らが政権なら…真っ先に役所から去ってもらう」国民・原口国対委員長、官僚への“粛清”発言で炎上! 夕刊フジ直撃に「パワハラとの認識ない、激励だ」

 国民民主党の原口一博国対委員長が、首相主催「桜を見る会」追及本部ヒアリングで、官僚を脅迫・恫喝(どうかつ)するような発言をして、その動画がネットで拡散して大騒ぎになっている。

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 しかし、「あなた方から出してくる予算案は一切、認めない」「もし、僕らが政権のときにいたら、真っ先に役所から去ってもらうというリストに入る」といった発言は、度を超えているのではないか。

 政府関係者(官僚側)は「原口氏の発言を聞いた瞬間、『言い過ぎ』『看過できない恫喝だ』と、周囲も言葉を失った。
ヒアリングでの回答も、『クビだ』と言われるほど(=懲戒相当)ではなかった。そもそも、公務員を簡単に辞職させることはできない。
『精神的に辞職に追い込むつもりなのか…』と怖くなった」と、夕刊フジの取材に語った。

 立憲民主党の中堅議員も周辺に「原口氏の発言はアウトだ。マスコミに騒がれても仕方がないだろう」と語った。

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 今回の発言を、原口氏はどう説明するのか。

 まず、「予算案は一切、認めない」発言について。

 原口氏は「内閣委員会で要請した質問にゼロ回答だった。予算の説明もできないなら、『桜を見る会』周辺の予算は一切認められないという意味。内閣府の予算というのではない」と説明した。

 次に、「役所から去ってもらうリストに入る」発言について。そんなリストが存在するのか。

 原口氏は「パワハラとの認識の発言ではない。リストもありません」「政治のレトリックで、(彼ら役人への)激励、という意味だ。
あくまで彼ら役人の後ろにいる政務三役(=政治家)に向け、『法律違反を官僚の人たちにさせてはいけませんよ』と話しているのだ。
われわれは政務三役をあの場に呼んでいるが、逃げるから、代わりに役人さんが盾になっている。
統治機構そのものを追及しており、応援してくださる方も多い。間違った税金の使い道を追及し、国益にも大きな役割を果たしている」

 読者の方々は、どう判断されるか。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/191222/pol1912220002-n1.html