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NHKが18日、東京・渋谷の同局で定例会見を開いた。木田幸紀放送総局長は、大河史上ワーストの全話平均視聴率8・2%で終わった大河ドラマ「いだてん」について、出演者の不祥事などが続いたことを念頭に「この1年いろいろなことがあり、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした」と謝罪した。

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 内容に関しては「見応えがあった。今までになかった大河。最後までそれを追求していただいた。その努力を評価させていただきたい」と述べた。

 視聴率に関しては「最初の時代が変わったり、たくさんの出演者がいるなど、複雑な展開についていけない視聴者が多かったのも事実かなと思います」と大河のメーン視聴者層である高齢者にはついていけないテンポと複雑な展開が“低空飛行”の理由と分析した。

 一方で「視聴率が上がらなかったのは残念ですが、(脚本の)宮藤官九郎さんが切り開いてくださったものはNHKの財産」と語った。
個人的な思いとしたうえで「機会があれば、もう一度、大河に挑戦していただけないか」と再チャレンジに期待。「その際には、もうちょっとわかりやすく描いていただければ」と述べた。