12月15日未明から朝にかけて、和歌山市と神戸市でひき逃げ事件が2件相次ぎ、男性2人が死亡しました。

 15日午前1時前、和歌山市本脇の県道で「歩行者と衝突した」とタクシーの運転手から警察に通報がありました。
警察によりますと、近くに住む中村哲さん(53)が道路を横断中にタクシーにはねられました。
中村さんはそのはずみで隣の車線に倒れたところを、さらに後から来た車にひかれたということです。中村さんはその場で死亡が確認されました。後続の車はそのまま逃走しているということです。

 また、神戸市灘区では15日午前5時過ぎ、国道43号で西宮市に住む仲田錦弘さん(44)が倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。
仲田さんの全身の骨が折れていたということで、警察は、仲田さんが車にはねられたとみて、ひき逃げ事件として捜査しています。

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