空から?重さ数キロ金属片 呉の鉄工所屋根突き破る
2019/12/2
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呉市広多賀谷3丁目の鉄工所工場で11月30日昼、
重さ数キロの金属片が屋根を突き破って
落下していたとみられることが2日、分かった。
当時、工場は無人でけが人はなかった。
30日昼は民間機の飛行は報告されておらず、
社長男性(60)は「人がいれば命に関わっていた。いったい何が起きたのか」
と不安がっている。
金属片はグレーに塗装されているように見え、長さ約45センチ、
幅約10センチ、厚さ約1センチ。鉄並みの重さで一部に亀裂があったという。
社長男性が30日午後4時ごろに出社したところ、鉄骨平屋の
スレートぶき屋根に穴が開き、工場内の機械に金属片が挟まっているのを見つけた。
工場は事業所が密集する地域の一角にある。
30日午後1時ごろ、近くで複数の人が大きな音がしたのを確認している。
届け出を受けた広署は、拾得物として金属片を保管している。
国土交通省広島空港事務所によると、この時間に一帯上空で
民間機の飛行計画はなかった。海上自衛隊岩国基地(岩国市)は
「(部品落下などの)該当事案はない」としている。
また、工場の周囲に高い建造物はない。
社長は「状況から、上空からの落下物ではないかと思う。原因を解明してほしい」と訴えている。
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