「村上水軍博物館」、「海賊ミュージアム」に改称へ
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20191130-OYT1T50257/
愛媛県今治市は来年4月、中世に海賊として瀬戸内海で活躍した
能島村上氏の史料などを展示する「村上水軍博物館」(宮窪町宮窪)について、
「村上海賊ミュージアム」と改称する。施設の銘板や看板のほか、
施設がある大島内の案内板19か所を改修する。
和田竜さんの小説「村上海賊の娘」(2013年)がヒットし、
16年に日本遺産「日本最大の海賊の本拠地・芸予諸島―よみがえる村上海賊の記憶」が
認定されたことなどで、「村上海賊」の呼び方が定着。中世の史料にも
「海賊」と表記されており、施設名の変更を決めた。来年10月に今治市で開催する
「日本遺産フェスティバル」に向け、PRを強化するという。
市は3日開会の市議会に、改称に関する条例改正案に加え、
看板改修など事業費200万円を盛り込んだ2019年度一般会計補正予算案を提案する。