政府がバブル経済崩壊後に就職難だった就職氷河期世代の支援のために、国家公務員の中途採用枠で重点的に採用する方針を
固めたことが26日分かった。早ければ本年度にも採用する見通しだ。各省庁の採用人数などは今後詰める。

 政府は非正規労働者や引きこもりの状況にある約100万人を対象に、3年間で正規雇用を30万人増やすという目標を掲げており、
達成のためには国家公務員での重点採用も不可欠と判断した。就職氷河期世代の支援を目的とした中途採用は兵庫県宝塚市など
地方自治体の一部が既に実施している。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112601001476.html