7.4キロの腎臓、インドの難病患者から摘出 過去最大級
https://www.afpbb.com/articles/-/3256605
リンク先、巨大腎臓をセンターに誇らしげに記念撮影(流血注意)


インドの首都ニューデリーにある病院で、命に関わる遺伝子疾患のある男性患者に対する手術が行われ、7.4キロというボウリング球ほどの重さの腎臓が摘出された。
執刀医の一人が25日、明らかにした。過去に手術で摘出された腎臓の中では最大級のものだという。

 この執刀医は「腹部の半分を占める巨大な塊があった。大きな腎臓であることは分かっていたが、ここまで重いとは考えていなかった」と話した。

 常染色体優性多発性嚢胞(のうほう)腎という病気を患うこの男性患者の手術は先月、サー・ガンガ・ラム総合病院で行われ、2時間に及んだ。

 腎臓は重さは通常、120〜150グラム、長さ12センチ程度だが、同医師によると、今回摘出された腎臓は45センチ近くあった。
患者の容体は良好で、透析を受けながら腎臓移植を待っているという。

 ギネス世界記録に認定されている、人間から手術で摘出された過去最大の腎臓は、
2017年にアラブ首長国連邦のドバイで記録された4.25キロの腎臓だとされる。